いつか粗大ゴミになることを考えながら買い物をするのは最近の常識です。それは粗大ゴミが有料になってしまったからです。誰かが亡くなり不要になった家具を、松原の丁寧な葬儀の後で連絡すれば無料で持って行ってもらえた時代は終わりました。現在は京都の粗大ゴミ回収業者のような会社に依頼する方法もありますが、面倒になってしまいました。

そう思うと昔は良い時代でした。粗大ゴミは連絡しておき指定された日に出せば無料でした。粗大ゴミにお金が必要になるなんてことは全く思っていなかったので、有料化されたときは驚きました。

どれだけゴミを捨てることに対してお金がかかるんだろうと悲しくなったのです。燃えるゴミなどを捨てる大きなゴミ袋が有料になったときも、どうして?と思いました。子供の頃からゴミを捨てるときの袋は何でもよかったからです。

それが、あるときから突然に市が指定したゴミ袋をスーパーなどで購入しなくてはならなくなったのです。決して高い値段ではないけれど、それまで自宅にあるスーパーなどでもらうビニール袋を再利用できたのにそれができなくなり、ゴミにお金がかかる時代をひしひしと感じるのです。