父が病気の療養生活から、急に体調が悪化し亡くなってしまったときのことです。父は自分が亡くなるとは考えていなかったため、大量の荷物が残されました。
父は事業をやっていたこともあり、事務所と家と両方片付けなくてはなりませんでした。事務所は、遺品整理の業者に依頼しました。家は家族で片付けましたが、父は物を取って置く性分だったため、やたら昔の日用品が出てきたり、誰が写っているのかよくわからないアルバムなど、次々と見つかりました。

父はおしゃれが好きだったので、服もそれなりにあったのですが、新品のビジネス用の下着や靴下が、山のように残っていました。新品なので、私の主人や弟が使うことにはなりましたが、数年経った今でもまだ使い切れていません。
事務所のほうは、業者の素早い対応ですぐ片付きました。ところが、未だに家はまったく片付けが進みません。遺品の片付けは捨てにくいものもたくさんあります。自分でやると時間がかかり、体力も相当削られてしまいます。

時間が経ってもいいので、遺品の片付けをは回収業者に頼み、全部自分たちでやらなくてもいいのではないか、と思っています。