お掃除嫌いを本気で何とかしたい場合、親しい友人や家族などの協力を得る方法が効果的です。自分が掃除や片づけが苦手であるということを、ちゃんと前提として説明した上で、自分の「掃除体力づくり」の報告先になってもらいましょう。具体的には、「今日はどこそこを掃除した」「トイレの掃除がイマイチうまくいかなくて困っている」など、頻繁に話を聞いてもらうのです。直接の会話でなくても、メールや電話でも構いません。ジョギングを始めた人が、今日は何キロ走った…と報告するのと同じです。

そもそも、掃除や片づけは自己評価しか及ばない部分が大きい、という問題点があります。ともに住む家族から「今日もきれいになったね!」と、わずかながらでも評価をしてもらう機会が頻繁にあれば、掃除に対する苦手イメージは徐々に払拭できるものです。一人暮らしの方は特に、外部の家族や友人にこういった自分の住まいのことを評価してもらう機会を持つとよいでしょう。同様に親御さんの側から見れば、お子さんが掃除をするのをしっかりほめてあげることも、大切な生活教育のひとつです。

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