先日、私がこの家に嫁にきて以来保留になっていたリフォームのため、沢山の粗大ごみを処分する事になりました。

私のものよりも義父、義母の長年大切に保管してきた荷物や健康器具、骨董?等が沢山出てきました。

それは、こんなにどこに隠れていたのかと言うほどの量で燃えるごみの袋200袋分!

粗大ごみは市の処分場に運びいれ処分してもらいました。

勿体無い世代の義父と義母はとにかく捨てるのが苦手なんです。

わからなくもないのだが…

その為に部屋をまた増やすのはいかがなものかと私は思いながらも作業に没頭した。

それはさておき、箪笥の中や引き出しの奥からなぜだか出てくる写真たち。

そのたびに作業中の手が止まる。

「この頃は良かったなぁ…」

「この時代はこんなファッションが流行っていたんだよ」

そんなことを、呟いてはまた作業に取りかかる。

そんなことを何回か繰り返していた時、一度捨てると決めた何枚もある同じような写真が捨てられずにいた義母。

「悩むなら別に捨てなくてもいいんじゃないかな?」と声をかけた私に。

「こういう物は粗大ごみよりもたちが悪い」と笑う義母。

「そうかもね~」なんて私も笑って返してみた。

大切な粗大ごみはいつまでも心と引き出しの奥にしまっておこう…

それが、おまもりや生きる糧になるはずだから。

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