年末や学年末になると、大掃除に加えて粗大ごみや不要品の片付けが気になってきます。こういったシーズンにこそ、まめに整理整頓を心がけたいものです。特に、ひとつひとつは薄いものでも、時間の経過とともにどんどん堆積して存在感を増してしまうのが「紙もの」です。お子さんの学校関連の書類、学習プリントや教材、役所や自治体からのお知らせに、勤め先からの書類etc…。普段から、その書類の情報が不要になり次第、すぐさま廃棄できる癖がついている方ならいいのですが、「気が付けば書類が山になっていた」「引き出しがパンパンになっていた」という傾向の人は要注意です。ホコリも紙ものにはたまりやすいので、掃除のしやすさという観点からも気を付けましょう。
まず、その一枚の書類を手に取ったが最後、「捨てるか」「片づけるか」の二つしか選択肢はない、と考えましょう。堆積の原因となる「とりあえず保留」はなしです。片づける場合、紙を持った別の方の手で、すぐに適切なファイルを探して開いて入れる、くらいのマイルールを作っておくのが堅実です。個人情報の部分は細かく破るなり切り刻むなりして処分し、その他はすぐに資源ごみへ。裏紙をメモに再利用したい、と言う人は、現在使っているメモ帳が終わるまで、そのエコ精神は封印しておきましょう。全てはスッキリお片付けのためです。
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